EC CUBE3.0系のインストール手順。
システム触るのはご無沙汰になっておりましたが、テスト環境でカート付きのシステムプログラムが必要になったので今回はECCUBEを使用してみたいと思います。
一時期叩かれまくってましたが、日本語化されたオープンソースのECシステムの中では右にでるものはいないのではないでしょうか。デフォルトテンプレートも管理画面もレスポンシブになり、UIも向上しています。
初期設定だとお世辞にも良い。と言えたものではなかったECCUBEですが、今回のバージョンはかなり期待出来そうです。
環境ですが、PHP5.3.9以降、MySQL5.1.x以降に対応してるサーバーならとりあえず動きます。詳しくは公式サイトやGitHubに記載がありますので参考にしてください。
システム概要
技術情報(GitHub)
インストール手順
それでは早速インストールします。
① 公式サイトからDLしたファイルをサーバーにアップロードします。GitHubの技術情報を元に必要なファイルのみアップロードしてください。今回私が使うのは上記画像のマーキングしたファイルです。
② ファイルのアップロードが完了したら /app/log/ ディレクトリのパーミッションを777(誰でも書き込みOKよ)な状態にしてapacheに権限を与えておきます。次にinstall.phpをブラウザで叩きます。
※ 通常なら http://example/html/install.php/ のような階層にinstall.phpは存在します。
大体この部分でエラーが出る人が多いみたいですが、多くの場合はご使用のサーバーのPHPのバージョンが違かったりする事が大半ですので、一度サーバーの設定を確認してみてください。
③ バージョン3.0からインストール画面も改良され、不備がある場合はアラートが出るようになっていました。
④ あとは画面の指示に従って権限設定、サイトの設定、データベースの設定と進み必要事項を記入すればインストールの完了です。
最後にセキュリティ対策として以下を行っておきましょう。
・ /app/log/ ファイルのパーミッション元に戻して。
・ /html/install.php を削除。
・ /install.log を削除。
install.logファイルはインストール時に行った設定が記録されていますので、ローカルのどこかに保存しておくと良いでしょう。