EC CUBEバージョン3.0系の表示URLをルートディレクトリに変更する。
前回の記事でECCUBE(バージョン3.0系)のインストールを行ないましたが、デフォルトの設定では表示URLが example.com/html と言う具合に2階層目になっているので、これをルートディレクトリ(example.com)に変更します。
ファイル構成を見て頂ければ分かると思いますが、よくご質問を頂く項目になる為、うまくいかない方は参考にしてください。
ファイルを移動する
まずはサーバー上の以下赤字の3ファイルをルートディレクトリ(1つ上の階層)に移動させます。※ 上書きしてしまって問題ありません。
eccube-3.0.5
└ html
└ .htaccess
└ index.php
└ robots.txt
指定パスの変更
次に移動させたindex.phpファイルに記載しているソースコードを変更します。
require __DIR__.'/../autoload.php';
となっている部分を
require __DIR__.'/autoload.php';
と言う具合に、ルートディレクトリのautoload.phpを読みこみに行くように設定してあげます。
さらに以下階層にある path.ytm 内にあるソースコードを編集します。
eccube-3.0.5
└ app
└ config
└ eccube
└ path.ytm
読み込みに行くファイルが以前の /html (2階層目のhtmlファイルを読みに行け)となっていますので、これをルートディレクトリを読みに行くように / のみに変更して上げます。
root: /html/ # root_urlpath
root_urlpath: /html
となっている部分を
root: / # root_urlpath
root_urlpath: /
に変えればいいわけですね。
以上で example.com にアクセスすればURLはTOPで表示可能になっているハズです。
うまく表示されない場合
上手くいかない場合や画面が真っ白の場合は以下の理由が多いです。
レンタルサーバーの方は指定方法がことなるのでコチラの記事が参考になると思います。
→.htaccessを使って、PHPを拡張子.htmlで動かす方法 | それからデザイン スタッフブログ
細かな更新はされると思いますが、メジャーアップデートがない限り、同じ方法で表示URLの変更は出来ると思います。参考にしてください。